免疫力が高まると言うことは、当然、がん以外の病にも効果があるということである。


自己免疫疾患と言われる病は、難病とされなかなか完治しないと言われた。

ところが、笑いを取り入れることで、奇跡的に完治した有名な話がある。


アメリカのジャーナリストで[ノーマン・カズンズ]という人である。1915年6月24日生まれ


彼が膠原病にかかったのは、50歳の時である。

膠原病は、免疫疾患の1つでその原因と治療法はわかっていない。体がギシギシするような強烈な痛みを伴い、次第に体力も落ちていく難病といわれている。

そんな中、カズンズはジャーナリストとして知識も好奇心も豊富な人で、かねてより積極的なプラス思考になることが病を治す効果があると信じていた。


特に、笑いの効用に着目して病院内で、チャプリンなどの喜劇映画を上映したり、ベッドの中に愉快な本を持ち込んだり、どんどん笑うように心がけたのだ。


すると、10分間お腹を抱えて笑うと、少なくとも2時間は痛みを感じず安らかに眠ることができたという。

そして、わずか数ヶ月後に膠原病を克服され、ジャーナリストとして活動はじめた。


元気になったカズンズだったが、65歳になった時、今度は重症の心筋梗塞にかかった。

危篤状態で治療室に運ばれ、絶対安静だったため、大きな声を出して笑う事を禁止した。


ところが、膠原病を笑いによって克服した経験を持つカズンズさんは、[笑いこそ積極的で向上的な気持ち、生きる意欲の象徴である]と確信しており、


今度も笑って治すという信念は変わらなかった。


そんな彼に、仲間たちも積極的に彼を笑わせようと面白い話を聞かせたそうだ。


するとどうでしょうか!?


二度目の奇跡が起こった。


手術も受けず見事に心筋梗塞を克服し、1990年11月30日75歳!心臓麻痺で亡くなった。

いずれにしても、笑いには免疫機能を正常に戻す作用があることが明らかになり、世界中の学会で発表され研究されている。

アメリカのテキサス州にある、セント・ジョーゼフ病院も[笑い療法]を取り入れている。


他に、ノースカロライナ州のデューク大学総合がんセンターでは、[笑いカート][ユーモアバスケット]といわれるものに、お笑いグッズを入れて、患者さんに配っているそうだ。


笑いは、恐怖や不安を和らげてくれるため、医療にも取り入れられている。


笑うことは生きる力なのだ。

免疫力が高まれば、あらゆる病の克服も夢ではないということかな



Posted by エマエンジェルスマイル at 15:30│Comments(0)
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